シメオネ体制下では初の“宿敵”撃破…決勝点を挙げたカラスコが喜びの声

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ヤニック・フェレイラ・カラスコが、21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第10節のバルセロナ戦後にコメントを残した。スペインメディア『マルカ』が21日に伝えている。

 試合は前半アディショナルタイム、バルセロナのDFラインの裏に抜け出したカラスコが、飛び出してきたドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンをかわし、無人のゴールに流し込んで先制点を挙げた。最終的にはこのゴールが決勝点となり、アトレティコ・マドリードはディエゴ・シメオネ監督体制となってから初めてリーガ・エスパニョーラのバルセロナ戦で白星を記録した。

 バルセロナ撃破に大きく貢献したカラスコは以下のようにコメント。試合を振り返ってチームのハードワークを称賛するとともに、自身のプレーしたウイングバックのポジションについても言及している。

「ホームで勝ててとても嬉しい。久しぶりにバルサ戦で勝つことができた。僕たちは全力で戦った。チーム状態も良くて、皆がハードワークできている。バルサに勝てたことは嬉しいけど、今は切り替えてチャンピオンズリーグ(CL)のことを考えないといけない」

「守備的なポジションだったけれども、うまく順応できたと思う。チームのためのプレーができた。代表でもウイングバックでプレーしたことがあるから、新しいポジションだとは思っていない。不慣れな位置だとも思わなかったし、試合では全力を尽くすことができた」

 今回の勝利で、アトレティコ・マドリーは2位へ浮上。首位のレアル・ソシエダとは勝ち点で並びながらも、アトレティコ・マドリーの方が消化試合数が少なく、有利な状況に立っている。今季は悲願のリーグタイトル獲得も期待されているが、カラスコは「目の前の1試合1試合のことだけを考えている。今はCLのことを考えているし、そのために準備をしていく」と冷静に話している。

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