リスクを危惧されるほど攻撃的になったアトレティコ、サビッチ「君たちが望んでいた通りのチームになった」

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3日のチャンピオンズリーグ・グループA第3節、アトレティコ・マドリーはアウェーでのロコモティフ・モスクワ戦に臨む。前日会見に出席したDFステファン・サビッチは、現在のアトレティコのプレーに胸を張った。

これまで堅守速攻を売りとして、ときに退屈と形容されてきたアトレティコだが、最近になって攻撃的なチームとして見られ始めた。DFラインを上げて、ピッチ中央から相手のDFラインが下がり切らない内にFWジョアン・フェリックス、FWアンヘル・コレア、FWマルコス・ジョレンテらの縦への突破を促すスタイルにより、攻撃の迫力と得点力を増した。

サビッチは会見で、こうしたチームのプレースタイルについて問われて、次のように返答した。

「最近、僕たちは前線で良い攻撃を見せている。DFラインを高く保つようにしてね。とても良い感じだと思う」

「守備的MFが足りないんじゃないか? そうではない中盤の選手たちがまた違う可能性を与えているし、より攻撃的になれている。それが君たち(報道陣)が望んでいたことだったじゃないか。チームの調子は良いと思っているよ。攻めるときには攻めて、守るときには守っているし、皆がどうプレーすべきかをしっかり意識している」

サビッチはまた、現スタイルにおいて不可欠な選手となっているJ・フェリックスについても言及している。

「僕たちは最初の練習から、ジョアンがほかとは違う選手なのだと理解することになった。加入シーズンは簡単ではないが、それでもそのクオリティーを時おり発揮していたね。今季は昨季にはなかった継続性があるし、僕たちはそのことを喜んでいる。彼は、ワンプレーで試合を解決することができるんだよ。まだ成長の余白は大きく、もっと喜びを与えてくれるだろう」

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