24日のラ・リーガ第7節、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノでのベティス戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、今季いきなりつまずいたチームが、ここからリアクションを見せることへの自信を表した。
ラ・リーガ開幕節グラナダ戦で6-1大勝を飾ったアトレティコだが、その後は停滞。前試合バイエルン・ミュンヘン戦の0-4完敗で、今季ここまでの公式戦成績は2勝2分け1敗となり、シメオネ政権でも最悪水準のスタートとなった。
だがシメオネ監督は、自チームの選手たちがここから巻き返しを図ることを信じているようだ。リモート会見で次のように話した。
「チームの意思の強さは試合で明らかになる。私は自分の選手たちを絶対的に信じているよ。(バイエルン戦の敗北は)スコア的に痛ましいものだったが、ポジティブなことも多かった。私は自分のチームを信じている。彼らからはインテンシティー、期待、主役になろうとする野心を感じているんだ。明日、良い試合をしたい」
FWジエゴ・コスタの負傷離脱で純粋なストライカーがFWルイス・スアレスのみとなっているアトレティコだが、シメオネ監督はL・スアレスに休みを与える場合、どの選手を点取り屋として起用するのだろうか。
「私が最もストライカーだと思っている選手は、マルコス・ジョレンテではなくアンヘル・コレアだ。だがコレアは右サイドでも良いプレーを見せる。たとえ、彼が望んでいるポジションでなくても、その振る舞いと責任感は素晴らしいものだ。ジョレンテはサイド、前線、中盤でプレーできる」
シメオネ監督はまた、リモート会見で質問するある記者の映像を見ながら“らしさ”を見せた。記者の顔が見えなかったようで、ちゃんと顔を見せて話すように求めたのだった。
「おい、影しか見えないぞ。一体、何で隠れているんだ? 君のことが見えない。君の顔が見えなければ、まるで私は影と話しているようだ。……そう、それでいい。これで私たちは向き合って話している(笑)。では、こんにちは。背景までしっかり見えているよ」
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