アーセナルに所属するルーカス・トレイラのアトレティコ・マドリー移籍が迫っているようだ。『Goal』の取材で明らかになった。
2018年夏にサンプドリアからアーセナルに加入したトレイラ。1年目はウナイ・エメリ前監督の下、主力の1人としてプレーした同選手だが、昨シーズン途中から就任したミケル・アルテタ監督の下では、コンディション不良などもあり、先発でのチャンスをつかめず。さらに、今シーズンの開幕からはプレー時間を得られていない。
現状を受け、アーセナル退団を望むとされる24歳のウルグアイ代表MFは、残り数日となった今夏の移籍市場で活躍の場を移すことが決定的だ。同選手はアトレティコ・マドリーと数週間にわたる交渉を行い、合意に達する。さらに、クラブ間交渉も買い取りオプション付きの1年間の期限付きで同選手が移籍することで合意したようだ。
しかし、トレイラの期限付きでのアトレティコ・マドリー加入が完了するには障壁がある様子。スペインのクラブは選手の放出を優先しており、退団が噂されるエクトル・エレーラ、もしくはトマ・レマルがクラブから離れない限り、アーセナルとの契約をまとめることを躊躇すると考えられている。
なお、エレーラに対してはゼニト・サンクトペテルブルク、レマルに対してはバイエルン・ミュンヘンやRBライプツィヒが獲得に興味を持つようだ。
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