アトレティコ・マドリーは、今現在もウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの獲得を考慮しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
FWアルバロ・モラタをユヴェントスにレンタル移籍させてチーム予算に余裕をつくり、バルセロナで構想外となったFWルイス・スアレスを引き入れたアトレティコ。移籍市場が閉鎖するまで残り1週間となったが、再びストライカーを獲得する可能性が浮上している。
FWジエゴ・コスタを放出する場合、アトレティコはパリ・サンジェルマン(PSG)を退団して現在フリーとなっているカバーニを迎え入れる考えとのこと。D・コスタは自身の去就について「クラブには明確にしてある。彼らが将来を決めるべきで、僕は重荷になりたくない」と話していたが、『マルカ』によればアトレティコは選手側にその決断を委ねているという。もしD・コスタが最終的に退団を希望する場合には、その代わりとしてカバーニの獲得に動くようだ。
カバーニはアトレティコがL・スアレスを獲得できなかった際のプランBと目されていたが、一転してウルグアイ人ストライカーのコンビが誕生することになるのかもしれない。
さらに、移籍市場は閉幕までまもなくとなっているが、『マルカ』によるとアトレティコの動きはFWだけにとどまらないようだ。出場機会の少なさに不満を持つMFエクトル・エレーラを放出する場合には、アーセナルMFルーカス・トレイラの獲得に動くことを考慮している模様。その一方で、放出対象であり続けるMFトマ・レマルについては、移籍金の減価償却費1200万ユーロ+年俸600万ユーロという高額なコストにより安易に売却できない状況だが、代理人のジョルジュ・メンデス氏がウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズなどへ移籍させるべく動いているようだ。
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