スアレス、ついにバルセロナと契約解除で合意…アトレティコ移籍決定的に。27日にデビューの可能性

ウルグアイ代表FWルイス・スアレスとバルセロナは、契約解除に関して合意に至った。『Goal』の取材で明らかとなった。

今夏就任したロナルド・クーマン監督に戦力外通告を受けたスアレス。移籍に向け、当初はユヴェントスと個人条件面で合意に達していたものの、パスポートの問題でユヴェントスが獲得を断念。その後アトレティコ・マドリーが接近し、年俸900万ユーロ（約11億円）の2年契約で口頭合意に達したことがわかっている。

しかし、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長ら一部のバルセロナ上層部は、ラ・リーガのライバルクラブへの放出に難色を示し、スアレスとの契約解除交渉は難航が予想されていた。

それでも、22日の会談でついに両陣営は合意に至った。バルセロナはスアレスに対し、契約最終年終了後に金銭を支払うことになる。この結果、ウルグアイ代表FWはフリーでアトレティコに加入することが決定的となった。

スアレスはメディカルチェックのため、近日中にマドリード入り。早ければ27日のアトレティコのラ・リーガ開幕戦となるグラナダ戦に出場する可能性もある。