アトレティコ・マドリーがFWアルバロ・モラタをユヴェントスに放出する見込みであることが明らかとなった。スペイン『マルカ』が報じている。
モラタは2014~2016年に在籍したユヴェントスへの移籍を希望。ユヴェントスはアンドレア・ピルロ監督たっての願いで同選手の獲得を求めていたという。現時点では、レンタルが現実的な移籍方法とみられている。
モラタは昨季44試合に出場して16得点を記録してアトレティコのチーム内得点王となったが、ディエゴ・シメオネ監督から全幅の信頼を寄せられているとは言えない状況に不満を募らせていた模様。片や、よりゴールを決められるFWの獲得を望むアトレティコは、当初FWジエゴ・コスタの放出によってチームの予算に余裕をつくる算段だったが、D・コスタの買い手がつかないためにモラタの放出を前向きに捉えているようだ。
そしてアトレティコの新たなFWの獲得候補だが、アンドレア・ベルタSD(スポーツダイレクター)は、バルセロナで戦力外となったFWルイス・スアレス、昨季レンタル移籍先のレアル・サラゴサでラ・リーガ2部25得点という活躍を披露したワトフォードFWルイス・スアレスをピックアップしているとのこと。二人のL・スアレスのほかにはパリ・サンジェルマンを退団してフリーのFWエディンソン・カバーニらの名も挙がっているようだ。
『マルカ』はまた、シメオネ監督がバルセロナのL・スアレスに以前から熱を入れており、ベルタSDがその意向を汲んで同選手を獲得する可能性が十分にあることも記載。なおL・スアレスとバルセロナは契約解消で合意に至ったことが報じられている。
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