アトレティコ、アンヘル・コレアを再び市場に出す…移籍金は4000万ユーロ

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アトレティコ・マドリーは、今夏再びFWアンヘル・コレアを市場に出すようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

昨夏にはミランへの移籍が確実視されながら、アトレティコがバレンシアからFWロドリゴを獲得できなかったために結局は残留したA・コレア。アトレティコは今夏に3~4選手の選手補強を実現するためにも、再びアルゼンチン人FWを売却することを考えているという。

アトレティコがA・コレア売却を考慮する理由は、ほかの売却候補が実際に売れるか不透明であるためとされる。アトレティコはMFトマ・レマルとMFビトロの売却を優先しているようだが、2019-20シーズンに成果を収められなかった両選手は、その高額な年俸がネックとなり買い手がつかない可能性も考えられる。

その一方でA・コレアについては、移籍金は昨夏ミランが支払うはずだった4000万ユーロのままと高額ではあるものの、レマル&ビトロと違ってアトレティコの主力として活躍を披露し続けている。そのために買い手がつく可能性が、2選手よりも高いとみられている。

ただし、A・コレア売却の可能性はスポーツ面というよりも財政的な方針という色合いが強く、ディエゴ・シメオネ監督の同選手に対する信頼は何ら変わっていない様子。もしアトレティコ首脳陣が財政的恩恵を受けられないと判断してクラブに残す場合、シメオネ監督は2019-20シーズンと同じく、このアルゼンチン人FWを重用する方針とのことだ。

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