CL準々決勝敗退のアトレティコ、ついにシメオネ退任を求める声が多数に

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アトレティコ・マドリーが揺れている。チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でRBライプツィヒに敗れ、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督の退任を求める声が高まっている。

今季ラ・リーガでは好不調ありながら3位の座を手にしたアトレティコだが、あと3勝で優勝できたCLでは準々決勝で格下と目されていたRBライプツィヒに1-2で敗戦。この試合直後にスペイン『マルカ』の電子版が実施したアンケートでは、シメオネ監督に疑いの眼差しを向けるサポーターが増えていることがうかがえた。

同アンケートにおける「誰がCL敗退の責任者か?」との質問では、選手たち、シメオネ監督、クラブの計画の三択において、シメオネ監督が57%の投票率に。選手たちが23%、クラブの計画が20%でそれに続いた。そして「シメオネはアトレティコの監督を務め続けるべきか?」との質問では、「イエス。彼こそアトレティコにとって最高の監督だ」に投票したのが45%で、「ノー。彼の時代は過ぎ、変化のときを迎えた」に票を投じたのが55%と多数を占めることになった。

2011年末に選手時代も所属したアトレティコに指揮官として帰還し、クラブ史上最大の黄金期を築き上げたシメオネ監督だが、その長期政権はもはや確固たるものではなくなったのかもしれない。なおアトレティコのエンリケ・セレソ会長は「チョロ(シメオネ監督の愛称)は敬意を払わられるべきだ。ここ数日はそうされていない。チョロのここ8年間にわたる成功を、ほかに誰が成し遂げられるというのかね。ディエゴ・パブロはアンタッチャブルだ」と、シメオネ監督への変わらぬ信頼を強調している。

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