マンチェスター・シティが、ホセ・マリア・ヒメネス(25)獲得に本腰を入れているようだ。
『as』によれば、シティはアトレティコへ正式オファーを提示したとのこと。移籍金8900万ユーロ(約112億円)に加え、ボーナスで500万ユーロ(約6億3000万円)をつけるようだ。
一方で、アトレティコはヒメネスの売却は望んでいないとのこと。ヒメネスには1億2000万ユーロ(約151億円)の契約解除条項が設定されているため、シティのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるチキ・べギリスタイン氏がアトレティコの最高経営責任者(CEO)を務めるミゲル・アンヘル・ジル・マリン氏と交渉をスタートさせたようだ。
シティとしてはチャンピオンズリーグ(CL)を戦い抜くだけのセンターバックを求めており、DFジョン・ストーンズ、DFアイメリク・ラポルテ、DFナタン・アケ、DFニコラス・オタメンディ、DFエリック・ガルシアがいるものの、もう1枚加えたい状況。2019-20シーズンはケガにも苦しみMFフェルナンジーニョが急増で務めた経緯もあり、手を打っておきたいようだ。
アトレティコも売却意思はないものの、新型コロナウイルス(COVID-19)による収入の減少を補うためには、解除条項に満たない8900万ユーロでも魅力を感じる可能性はあるとのことだ。
2013年7月に母国のダヌビオからアトレティコへ加わったヒメネスは、これまで公式戦191試合に出場し8ゴール8アシストを記録。2019-20シーズンはケガで離脱する時期もあったが、公式戦27試合に出場した。
シティはオファーが断られた場合に増額して再オファーを出す可能性があるとのこと。昨シーズンのロドリ獲得の際には解除条項を満額支払っていることもあり、1億2000万ユーロを支払う可能性もあるようだ。
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