ユベントス、モラタ獲得に63億円提示もアトレティコは拒否

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ユベントスがスペイン代表FWアルバロ・モラタ(27)の獲得に向けて出したオファーをアトレティコ・マドリーへオファーは拒否したようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

セリエAを9連覇したユベントスだが、シーズン終了後にマウリツィオ・サッリ監督を1年で解雇。U-23チームの監督に就任したばかりのアンドレア・ピルロ監督が急きょ就任することとなった。

ピルロ監督は、FWゴンサロ・イグアインに戦力外を伝えた一方で、新たなストライカー獲得に動いている状況。その中の1人に挙がっていたモラタに対して本格的に動いていたようだ。

モラタはピルロ監督とユベントスでチームメイトとしてプレーしていた仲。モラタはユベントスで93試合に出場し27ゴール18アシストを記録。どういったプレーをするかは熟知している状況だ。

『マルカ』によると、ユベントスはアトレティコに対して5000万ユーロ(約63億円)のオファーを提案したとのこと。しかし、アトレティコはこのオファーを拒否したようだ。

モラタは、2019年1月にチェルシーから1年半のレンタル移籍で加入。2019-20シーズンは公式戦44試合で16ゴール4アシストを記録すると、2020年7月に完全移籍を果たしていた。

今夏アトレティコがチェルシーに支払った移籍金は5500万ユーロ(約69億円)とみられているが、ユベントスのオファーはそれ以下だったため拒否。さらに、モラタの契約解除条項には1億5000万ユーロ(約188億7000万円)が設定されているため、到底受け入れられないオファーだったとのこと。最低でも移籍金を引き上げなければ応じないとしている。

モラタ以外にはバルセロナのFWルイス・スアレスやローマのFWエディン・ジェコが候補に挙がっていたが、スアレスはバルセロナから退団することが難航。ジェコに関してはローマにとどまることを優先しているため、難しい状況だ。

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