アトレティコ・マドリーは3日、ベンフィカからポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(19)を完全移籍で獲得した。契約期間は2026年6月30日までの7年間となる。
なお、スペイン『マルカ』によれば移籍金はアトレティコ史上最高額の1億2600万ユーロ(約153億円)だという。
ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに続くスター候補として母国ポルトガルで脚光を浴びるフェリックスは、19歳という若さながら卓越したアジリティに基礎技術の高さに裏打ちされたトリッキーな仕掛け、視野の広さ、攻撃センスを生かしたチャンスメーク。ストライカーの嗅覚まで備える万能型アタッカー。
今シーズンは公式戦43試合に出場して20ゴール11アシストを記録し、ベンフィカのリーグ優勝に貢献。さらに、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝のフランクフルト戦ではEL史上最年少でのハットトリックを達成していた。また、今月5日に行われたUEFAネーションズリーグ・ファイナルズ準決勝のスイス代表戦で待望のフル代表デビューも飾っている。
アトレティコではここ数年、絶対的なエースに君臨していたフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが今季限りで退団することになっており、ポルトガル産の超新星にはいきなりエースの穴を埋める活躍が期待される。
コメント