マンUが獲得狙うグリーズマン、英移籍に難色?「プライベートな面で問題が…」

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 マンチェスター・Uからの関心が伝えられるアトレティコ・マドリーのFWアントワーヌ・グリーズマンが、プレミアリーグの印象や移籍の可能性について語った。フランスのラジオ局『RMC』でのインタビュー内容を、14日付のスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 ユーロ2016でフランス代表を準優勝に導き、自らも得点王と大会MVPのタイトルを獲得したグリーズマン。今シーズンもここまでチーム最多の公式戦16ゴールを挙げるなど、エースに相応しい活躍を見せている。ただし、フランスメディア『カナル・プリュス』は先日、同選手とマンチェスター・Uが今夏の移籍で個人合意に達したと報道。アトレティコ・マドリー退団が現実味を帯びるなか、当の本人が母国ラジオ局のインタビューで胸の内を語った。

 グリーズマンはイングランドのチームについて、「特に、インテンシティのあるチームは僕の好みだ」とコメント。さらに「プレミアリーグの試合も見る。審判はプレーを止めないし、スタジアムは常に満員だし、チームも攻撃的だ」と続け、プレミアリーグに関心を持っていることを認めた。その一方で、「プレミアリーグとリーガ・エスパニョーラのどちらかを選べと言うのなら、僕はリーガを選ぶ。僕のプレースタイルによりフィットするリーグだからね」と語り、スペインでプレーを続けていく意思を示した。

 その上で、移籍の可能性については「今のところは、アトレティコを離れる気はない。レアル・ソシエダでプレーしていた時には、『ここを出て行かなければならない』という気持ちがあったけれど、ここではまだそういう気持ちにはなっていない」と完全否定。そして、「プライベートな面で多くの問題がありそうだ。気候や雨といったこととかね。僕には太陽が必要だし、幸せを感じるためには外に出て人生を過ごせることが大事だ」と、イングランドでプレーするには現地の気候が大きな障害になるとの見方を示した。

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