トーレスにメキシコ移籍の噂が再浮上 アトレティコとの契約は来年6月まで

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 フェルナンド・トーレスに、メキシコリーグでプレーする可能性が再浮上しているようだ。2日付のメキシコメディア『メディオ・ティエンポ』が伝えている。

 現在、インド・スーパーリーグに参戦中のアトレティコ・デ・コルカタに資本参加しているアトレティコ・マドリー。スペイン国外にもクラブ運営の裾野を広げている同クラブだが、新たにメキシコ1部リーグに在籍するチアパスFCのフランチャイズ獲得に動いているとされ、その交渉過程においてプロジェクトの目玉として挙げられたのが、トーレスのメキシコ移籍だったそうだ。

 トーレスはミランからのレンタル移籍という形でアトレティコ・マドリーに在籍した昨シーズンにも、強豪クラブであるモンテレイからオファーを受けたと報じられたことがあり、メキシコ移籍の噂が浮上するのは初めてのことではない。ただし今夏はアトレティコ・マドリーと新たに1年契約を結ぶことで合意し、「自分の家」と語る古巣で継続してプレーすることを選択していた。

 今シーズンでアトレティコ・マドリーのトップチーム通算在籍が10年目を迎えたトーレスだが、ディエゴ・シメオネ監督からの信頼は揺るぎない。チャンピオンズリーグではここまで全4試合に出場、うち3試合で先発出場を果たすなど、コンスタントに出場機会を得ている。とはいえ、現契約は来年6月までとなっており、今シーズン終了後の去就は不透明なまま。果たして、クラブとの契約を再び更新することになるのか、それとも新天地にメキシコを選択するのか、その動向に注目が集まりそうだ。

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