サウールが同僚グリーズマンに忠告「何を言うか考える必要がある」

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 サウール・ニゲスが、同僚のフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンに対して忠告した。スペイン紙『マルカ』が30日に報じている。

 2015-16シーズンのリーガ・エスパニョーラで3位に終わったアトレティコ・マドリー。雪辱に燃える今シーズンだったが、リーグ開幕からの2試合で昇格組相手に連続でドローとなり、ライバルのバルセロナやレアル・マドリーから大きく出遅れてしまった。

 アトレティコ・マドリーのエースとして期待が寄せられるグリーズマンもこの結果に落胆。リーグ第2節のレガネス戦後には、「このようなことを続けていれば、僕らは残留争いをすることになるだろう」と現状を危惧する発言を残していた。

 同紙によると、2試合ともにフル出場を果たしたサウールがグリーズマンの発言に反応。「彼は何を言うか考える必要がある。自分がどこに居て、どのクラブを代表しているのかについて考えなければいけない」とコメントし、「残留争い」というワードがアトレティコ・マドリーへの敬意を欠く言葉であるとした。

 「試合後には疲れや情熱、すべての感情が同時に押し寄せるんだ」とグリーズマンに一定の理解も示したサウール。しかしそれでも、「僕らのクラブは価値を持っているんだから、そういったことを言ってはならない」と試合後に感情が高ぶった状態でも、コメントにはチームへの敬意を払うべきだとした。

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