ジエゴ・コスタが第一希望だった シメオネ監督、補強の内実明かす

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 ディエゴ・シメオネ監督が、今夏の移籍市場における選手補強の内実を明かした。スペインのテレビ番組『Espacio Reservado』でのコメントを引用し、イギリス紙『デイリーメール』が19日に報じている。

 アトレティコ・マドリーは今夏の移籍市場でストライカーの補強に動き、7月30日にセビージャのFWケヴィン・ガメイロ獲得を発表。チェルシーのスペイン代表FWジエゴ・コスタの復帰を画策しているとも報じられていたが、同選手の加入は実現せず、リーガ・エスパニョーラ開幕を迎えることとなった。

 シメオネ監督は「クラブはジエゴ・コスタの到着(加入)を目指して可能性を探っていたが、それが進行しなかった」とコメント。ジエゴ・コスタの復帰を目指していたことを明かし、ガメイロとの会話の内容にも言及した。

「彼(ガメイロ)と電話で話した時、私は彼に伝えたんだ。我々はコスタを連れてくることを望んでいて、彼(ガメイロ)は代替候補だったのだと」

 ガメイロが“第二希望”であったことを本人にも告げたというシメオネ監督。結局はジエゴ・コスタの獲得は実現しなかったが、指揮官は新シーズンの陣容に手応えを掴んでいるようだ。ガメイロとフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン、スペイン代表FWフェルナンド・トーレスらによるFW陣のポジション争いについて「彼らの間の競争は、我々に大いなる可能性をもたらしてくれる。昨シーズンよりも良い成長を遂げることができると想像しているよ」と期待感を示していた。

 アトレティコ・マドリーは21日のリーガ・エスパニョーラ第1節でアラベスをホームに迎える。

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