現役時代にアトレティコ・マドリーで活躍したキコ氏は、チェルシーのFWジエゴ・コスタは古巣にとって理想のストライカーだと語っている。
2010年にアトレティコ・マドリーと再契約を結んだコスタは、ディエゴ・シメオネ監督の下、2013-14シーズンにリーガ制覇とチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献するなどの活躍を見せ、翌シーズンチェルシーへと渡った。イングランドでも3シーズンで2度のプレミアリーグ制覇に貢献したものの、2017-18シーズンを前にアントニオ・コンテ監督から戦力外通告を受けたとされている。
それを受け、古巣のアトレティコはスペイン代表FWの復帰を画策。しかし、同クラブは未成年者の登録違反が発覚し、今夏から1月まで移籍禁止処分を科されている。
元アトレティコのストライカー、キコ氏は『Goal』の独占インタビューで「難しい状況だ。ワールドカップイヤーに5カ月間もベンチに座ったままなんてできるわけがない。彼は試合に出る必要がある。選手はここに戻ってきたいと思っているが、移籍禁止が状況を複雑にしてしまった」とコスタ復帰に関して言及した。
続けて「彼が復帰できることを祈りたい。彼はアトレティコとシメオネの戦術にとって理想のセンターフォワードだ。チームに適した特徴を持った選手だと思う。彼は強い情熱を持ってプレーする。それに前線からプレッシャーをかけ、カウンターも繰り出せる。ボールコントロールに長け、タメを作ることだってできる」と称賛。
さらに、同氏は「彼は世界で5番目から8番目にベストな選手だ。チームメイトを活かすこともでき、近年ではなかなか獲得できない選手だと思う。彼はトッププレーヤーだ」とコスタが先日残留を発表したアントワーヌ・グリーズマンと共にプレーすることはシメオネ監督にとって大きなアドバンテージになると語っている。
コメント