リヨンのジャン=ミシェル・オラス会長が、アトレティコ・マドリー、アーセナルが獲得を狙うFWアレクサンドル・ラカゼットの去就について言及した。
アトレティコ移籍が濃厚と見られながらも、ここにきてアーセナルに加入する可能性が高まっているラカゼット。フランス『レキップ』とのインタビューに応じたオラス会長は、アーセナルが同選手の獲得を望むならば、アトレティコと同等のオファー額を提示しなければならないと語っている。
「アトレティコは(ラカゼットの)移籍金として5300万ユーロ、さらにインセンティブで1200万ユーロと合計6500万ユーロをオファーした。アーセナルの幹部はそのことを知っている。1シーズンで25~30ゴール、ときに35ゴールを決める選手であれば、そうした額にならなければいけないんだよ」
「ただ、私はアーセナルのことを頭に入れていなかった。アレクサンドルはアトレティコに行くと思っていたからね」
オラス会長はまた、この夏の移籍市場でラカゼットを売却する考えがなかったことを強調している。
「現時点では、アレクサンドルを売却する考えはない。彼は1月1日にアトレティコに移籍すると考えていたからね。とにかく、選手の言うことに耳を傾けなくてはならない。アーセナルが実際に彼を獲得すると話すのは早計だ。我々としても、代役を確保しないまま売却することはできない」
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