パリ・サンジェルマン(PSG)が、アトレティコ・マドリーGKのヤン・オブラクの獲得に1億ユーロ(約124億円)のオファーを提示する可能性があることが分かった。
今夏の移籍市場で、スロベニア代表GKは多くのクラブが関心を寄せる人気銘柄に挙げられている。中でもダビド・デ・ヘアの去就が不透明なマンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、さらにチェルシーといったプレミアリーグのクラブが同選手の動向をうかがっていると報じられた。
しかし、オブラクの獲得を狙うクラブに対し、アトレティコは世界最高額の移籍金を要求。そこで、今夏ゴールキーパーの補強を優先事項に挙げているPSGがスペインサイドの要求に見合うだけのオファーを提示しようとしている。強固な財源を持つリーグ・アンのクラブは、アトレティコが設定する違約金を支払うつもりのようだ。
もちろん今夏、移籍禁止処分を受けたアトレチコはオブラクをはじめ主力選手の放出に難色。しかし1億ユーロの違約金を全額支払うオファーを提示され、さらに24歳のGKが新天地を求めれば、移籍が成立する可能性がある。
オブラクは自身の将来に関して『スポルタル』に「フットボールの世界では、何が起きるか誰にもわからない。移籍市場閉鎖の直前に大きなニュースが舞い込んでくることもある。しかし、今はアトレティコで続けることだけを考えている。アトレティコで幸せを感じていて、来シーズンもここでプレーを続けられると信じている」と語った。
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