チェルシーFWジエゴ・コスタは、今夏念願のアトレティコ・マドリー復帰を果たすことができるだろうか。
コスタはチェルシーでアントニオ・コンテ監督の来季の構想から外れた。オーナーのロマン・アブラモビッチ氏はコンテ監督を支持。スペイン代表FWの売却を検討している様子だ。
一方で、チェルシーにコスタを安売りする考えはない。チェルシーは2014年夏にコスタを獲得するため、アトレティコに3800万ユーロ(約46億円)の移籍金を支払った。
コスタの移籍に、ターニングポイントとなる日付がある。まずは7月3日で、これはチェルシーがプレシーズン入りする日だ。次は8月6日。チェルシーがアーセナルと2017-18シーズン初の公式戦(コミュニティシールド)を行う日である。
FIFAの規則上、一選手はシーズンを通じて3チームで公式戦に出場することはできない。コスタがチェルシーで試合に出場すると、アトレティコのプランは狂ってしまう。今夏の選手登録が禁じられている同クラブは、コスタを獲得後他クラブに半年間レンタルする計画を立てているからだ。
チェルシーはコスタの移籍を容認する構え。アトレティコの提示する移籍金が焦点になりそうだ。
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