敗退に後悔なし!敗者の誇りを語るシメオネ「人々の心に残る35分間。まだ成長できる」

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アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、セカンドレグのレアル・マドリー戦を誇らしく思っている。

アトレティコは10日、チャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでレアルと対戦。2点を先制しながらも、前半終了間際に失点を許し、2-1で試合を終えた。2戦合計スコアは2-4となり、決勝進出の夢は敗れた。シメオネ監督は試合を以下のように振り返っている。

「最初の25分間は素晴らしかったが、それを継続するのは難しかった。対戦相手も素晴らしく、我々の最初のミスを得点に繋げた。ほぼ完璧な前半だったが、(カリム)ベンゼマが素晴らしかった。そしてこれがサッカーというものだ」

敗退は決まったが、セカンドレグで見せた戦いには、後悔がないどころか、誇りを感じてさえいるとシメオネは続けた。

「全てを出し尽くした。我々が今日見せられた全てのことを、嬉しく思うし、誇りに感じている。先週(ファーストレグ)の結果はひどかったが、逆転できると信じていた。無理だと思った人もいたかもしれないが、我々は決して諦めなかった。最初の30分から35分くらいまでの戦いは、いつまでも人々の心に残ることだろう」

「今私は誇らしさを感じている。ヨーロッパのトップ集団にいるということはクラブにとって成功と言える。我々はヨーロッパリーグ、スーパーカップ、コパ・デル・レイで優勝した。たくさん成長し、あと少しの所にまで迫っている」

そして、「選手たちのハートはとても強く、信じられないような素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれた。今日という日はとても重要な日になるだろう。負けたわけではないが、敗退が決まった。この事実が我々をさらに成長させてくれる」と話し、さらなるチームの発展を誓った。

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