アトレティコがレアルサポーターに反撃「お前らみたいな人間じゃないことが誇り」

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アトレティコ・マドリーがレアル・マドリーとのマドリード・ダービーで痛烈な反撃を見舞った。

アトレティコは10日、チャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでレアル・マドリーと対戦。ファーストレグを0-3で落としているアトレティコは、序盤から攻勢をかけたものの、イスコのアウェーゴールに沈み、2-1で勝利したが、ベスト4での敗退を余儀なくされた。

それでも、アトレティコサポーターは豪雨の中でも最後までチームに声援を送り続け、誇り高きファンであることを世界に示した。また、それを示したのは声援だけではない。試合前にビセンテ・カルデロンで掲げられた横断幕には「お前たち(マドリディスタス)みたいな人間じゃないことが、誇り」の文字。

これはファーストレグでマドリーサポーターがサンティアゴ・ベルナベウで掲げた「どう感じるか言ってみろ」という横断幕に対するものだ。その横断幕にはアトレティコが決勝で敗れたリスボンとミラノの文字もあり、自分たちがビッグイヤーを11回掲げたこと、そしてアトレティコが決勝で2度もライバルである自分たちに敗れたことを揶揄することを指す。

スタジアムで掲げられるモザイクや横断幕は、予めホームクラブとUEFAのみが確認し、対戦するクラブは確認することができない。そしてファーストレグでサポーターの攻撃的な横断幕を認めたレアル・マドリーに憤りを感じていたアトレティコがクラブとして反撃した形だ。

なお、どちらが掲げた横断幕も処分される可能性があり、ピッチ内外で両クラブは激しい戦いを繰り広げることとなった。

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