レアル・マドリーは10日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグでアトレティコ・マドリーと対戦する。ジネディーヌ・ジダン監督はアトレティコを軽視することなく試合に臨みたいと語った。
ファーストレグで3-0と快勝したマドリーだが、ジダン監督に油断はない。選手時代にマドリーにノベナ(クラブ史上9度目のCL制覇)をもたらしたフランス人指揮官は、前日会見で以下のように考えを述べた。
「どういう状況でも、自分たちの力を示さなければいけない。我々は2度アトレティコにチャンピオンズリーグの決勝で勝っている。だが、今回の試合はそれとは別物だ」
「彼らには彼らの武器が、我々には我々の武器がある。2度決勝で勝利を収めたからと言って、今大会での決勝進出が確定するわけではない。そんな風に考えれば、我々は大きな間違いを犯すことになる」
また、CL準決勝で敗退することはマドリーにとって失敗を意味するか、という質問にジダン監督はこう答えた。
「失敗や不当という言葉は、望む目標にチャレンジしない時に使われるものだ。選手たちは信じられないくらいプロフェッショナルな姿勢を見せてくれている。そして、我々は3日ごとにそれを証明することができる。本当に幸運だ」
「我々はビッグクラブにいるということを理解している。常にそれを証明しなければならないんだよ。我々の望みは、準決勝に勝って決勝に進むことにある」
マドリーは公式戦60試合連続得点中だ。敵地ビセンテ・カルデロンでその記録が途絶える可能性もあるが、ジダン監督は心配していない。
「いつも私の頭の中にネガティブな物事を植え付けようとするね。なぜ、私がそれについて考えをめぐらせなければならないんだ? 何も変わらないよ。我々はゴールを奪えるようにトライするだけだ」
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