シメオネ「選手たちをモチベートする必要があるなら、私はアトレティコを去らなければいけない」

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アトレティコ・マドリーは10日のチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでレアル・マドリーと対戦する。ディエゴ・シメオネ監督は、重要な試合を目前に控えて語れることなどないと主張した。

敵地のファーストレグを0-3で落としているアトレティコは、非常に苦しい状況で本拠地ビセンテ・カルデロンでのセカンドレグを迎える。シメオネ監督は前日会見で次のように話した。スペイン『マルカ』がコメントを伝えている。

「この試合前に選手たちをモチベートする必要があるとしたら、私はアトレティコを去らなければいけない。勝負は朝から始まっているよ。すべての試合は異なるものだと考えている。彼らは我々に3-0で勝ち、2度チャンピオンズリーグの決勝で勝っているがね。美しい挑戦になる」

「我々は自らを信じ、自分たちの実力を把握している。この状況を動かすことはできない。試合が始まれば、私の指示など隅に置かれてしまう。そこで現実と対峙しなければいけない」

逆転が必要な状況だが、シメオネ監督は感情に支配されてはならないと語る。

「試合に強く入りたい。感情をコントロールできれば、偉大な試合を演じられるはずだ。だがこれはフットボールの一試合だ。球技として競わなければいけない」

「良い守備をして、1分1秒、望むことから生じるチャンスを逃してはならない。切望感への心配はないよ。マドリーは最初の失点を避ければ、2失点目も存在しないと明確に理解しているだろう」

アトレティコがクラブ公式の『ツイッター』を通じて張ったキャンペーンに関しては、意に介していないようだ。

「これも試合の一部であり、大衆はそれを楽しんでいる。私は何も驚いていない。このゲームにメディアも参加して、儲けようとさえしているんだからね」

「信じるのは自由だ。だから信じたいだけ信じればいい」

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