チャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグ、敵地サンティアゴ・ベルナべウでのレアル・マドリー戦を0−3で落としたアトレティコ・マドリーだが、チーム、そしてファンも逆転をあきらめてはいないようだ。
ファーストレグでは完敗を喫したアトレティコだが、ファンは本拠地ビセンテ・カルデロンで開催される最後のCLで、チームが力の限りのプレーを見せることを期待している様子。現在、アトレティコ練習場のスタンドには、ファンによる「死すべきなら、私の選手たちは死んでみせる」との横断幕が掲げられている。
この横断幕の言葉は、アトレティコを率いるディエゴ・シメオネ監督がかつて口したもの。アルゼンチン人指揮官は以前に受けたインタビューで、「私の選手たちは死ぬことを恐れない。フットボール的な感覚だが分かるだろう」と、アトレティコが死ぬ気でプレーできる選手たちを揃えていることを誇っていた。
この横断幕を目にしたサウールは、『ツイッター』を通じてファンに「君たちは僕らのために尽くしてくれる。僕らは君たちのために死んでみせる!」とのメッセージを送った。アトレティコは、奇跡とも称される逆転を真剣に見据えている。
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