ディエゴ・シメオネ監督のプランは、功を奏さなかった。アトレティコ・マドリーはレアル・マドリーに内容で圧倒され、重要な一戦で大敗している。
チャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグでマドリーと対戦したアトレティコは、敵地サンティアゴ・ベルナベウで0-3と屈した。
アトレティコの試合を通じての枠内シュート数は、たったの1本。それはDFディエゴ・ゴディンが放ったものだ。またセットプレーを武器としているアトレティコだが、CK3本でシュートに至った数はゼロとなっている。
パス成功率やボールロストの回数を顧みても、アトレティコが最高のパフォーマンスを見せたとは言い難い。MFコケが唯一90%以上のパス成功率を記録したものの、これに追随する選手は存在せず。MFヤニック・カラスコはわずか66%のパス成功率にとどまった。
またマドリー戦ではコケ(17回)、カラスコ(16回)、アントワーヌ・グリーズマン(15回)が多くボールを失った。チーム全体では、実に114回のボールロストを記録している。
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