レスターの旅はベスト8で終了…アトレティコが悲願のビッグイヤー獲得へ一歩前進/CL準々決勝

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18日にチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグが行われ、レスター・シティとアトレティコ・マドリーが対戦した。試合は1-1のドローに終わり、合計スコア2-1でアトレティコがベスト4進出を決めている。

ビセンテ・カルデロンで行われたファーストレグはアトレティコが圧倒したものの、最小得点差での勝利に。決して油断はできない状態でアトレティコがイングランドへと乗り込んだ。一方のレスターは公式戦3試合勝利なしと不調ながら、岡崎慎司、ジェイミー・バーディー、リヤド・マフレズらベストメンバーを送り出し、必勝を誓っている。

いつもほどタイトな守備を見せないアトレティコを尻目にレスターが序盤からチャンスを作り出す。快足を飛ばして左サイドを抜けだしたバーディーのクロスに岡崎が飛び込み、ゴールを脅かす。しかし、地力の差の大きさは否めず、アトレティコはワンチャンスをしっかりとゴールへと結びつける。26分、左サイドからフィリペ・ルイスの正確なクロスを、ファーサイドでサウールが合わせる。頭でしっかりとミートされたシュートはカスパー・シュマイケルの手に阻まれることなく、ネットを揺らした。

アトレティコが1点を先制したことにより、突破には3点が必要となったレスター。しかし、後半はより緩くなったアトレティコを攻め立てるようにレスターが次々とボールをゴール前に送り込む。それが実ったのは61分、ベン・チルウェルのシュートのこぼれ球をエースのバーディーがしっかりと押し込んで、1-1。さらに後半から岡崎に代わって出場していたレオナルド・ウジョアやバーディーらにも得点のチャンスが訪れるが、決めきれず。試合はそのままドローで終了した。

レスターにとって初となるCL挑戦の旅はベスト8で終了。アトレティコは守備の緩さが垣間見えたものの、2年連続となるベスト4に進出し、悲願のビッグイヤー獲得へ一歩前進した。

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