マドリーダービーをドローで終えたシメオネ、「勝てるという感覚があった」

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8日のリーガエスパニョーラ第31節、アトレティコ・マドリーは敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー戦を1-1のドローで終えた。試合後会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、84分に同点に追い付いた後、逆転も可能と感じていたことを明かしている。

スペイン『マルカ』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「マドリーのゴールは我々にとって打撃だった。それまでの彼らは危険な場面を生み出していなかったのだから。失点後の数分間は苦しむことになったが、彼らの交代策がうまくはまらなかった。我々はほろ苦さを感じている。終盤は勝利を目前としていたからね」

その終盤にはMFヤニック・カラスコをDFホセ・ヒメネスに代えたシメオネ監督だが、それが守備的な交代策ではなかったことを主張する。

「ヒメネスがいればセットプレーという勝負に勝てるはずだった。彼はそのスペシャリストだ。我々にもう1ゴールをもたらすとの直感が働いた」

前節でローテーションを採用したレアル・マドリーと違い、同じ選手たちを立て続けに起用したアトレティコだが、シメオネ監督は疲労がたまっていたとの見解を一蹴する。

「疲労などない。チームはフィジカル的に素晴らしかった。我々は明確なプレーを欠いたもしれないが、このようなリズムで行われる試合は簡単じゃないんだ」

シメオネ監督はまた、フランス『レキップ』がグリーズマンのレアル・マドリー移籍の可能性を報じたことについて問われ、次のように返答した。

「彼が移籍すれば大きな損失か? どこに行くのか、私は知らない。私は彼の期待に満ちあふれたプレーと才能に感動を覚えている。その専心ぶりを見られるのは喜びだ。今日はサビッチ、ゴディン、フィリペ、ガビと同じく、じつに素晴らしいプレーを見せた。私には勝てるという感覚があった」

「グリーズマンの最適なポジションはどこか? 彼のポジションについて多くの人々が議論している。彼はプレーは明確そのもので、ヘディングもうまく、ボールを持ちながら前を向くことができる……。彼には本当に満足しているよ」

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