シアーノ・ビエット(22)は、セビージャへの移籍を決意したようだ。すでに同選手の代理人とセビージャとの間で合意に至ったとみられる。
ビエットに関しては、FWリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールに次ぐ「第4のFW」を探すバルセロナが補強のターゲットにしていることが取りざたされてきた。一方でセビージャも獲得を望んでおり、ペペ・カストロ会長もそのことを認めている。
カストロ会長はスペインのラジオに対し、「(ビエットと)契約したいが、不可能ではないかという不安がある。本人がバルセロナ行きを望むならバルセロナへ行くべきだろう」と獲得に悲観的な見通しも示していた。だが『GOAL』スペイン版の得た情報によれば、ビエットはセビージャ移籍に大きく傾いたとみられる。
ビエットの代理人は20日にセビージャとの会談を行い、レンタル契約について合意した模様だ。21日にはあらためて会談が行われるが、あとはアトレティコとセビージャのクラブ間での合意さえ得られれば移籍が実現することになりそうだ。
ビエットがバルセロナではなくセビージャへの移籍に傾いた理由は、やはり出場機会を得たいという点にあるようだ。2014ー15シーズンにはビジャレアルで公式戦20ゴールを記録したビエットだが昨夏加入したアトレティコでは苦戦し、わずか3得点(リーガでは1得点)に終わった。バルセロナで強力3トップの控えとしてもう1年を過ごすことは望んでいないようだ。
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