チェルシーのFWジエゴ・コスタには、アトレティコ・マドリーへの移籍が噂されているが、両チームともプレシーズン前に交渉を終わらせたいと思っているようだ。26日付のイギリス紙『サン』が伝えている。
ジエゴ・コスタは、チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督から来シーズンのプランに入っていないことを明かされ、同クラブ退団が濃厚とされている。そこで、同選手は古巣であるアトレティコ・マドリーへの復帰を熱望。アトレティコ・マドリーも同選手の獲得を望んでおり、交渉が始まったとされている。
スペイン紙『アス』によると、両チームはできるだけ早く交渉を終わらせようと努力しているようだ。その一つとして、チェルシーはこれまで8000万ポンド(約113億円)に設定していた売却額を5000万ポンド(約70億円)まで引き下げたことが明らかになっている。
それでもアトレティコ・マドリーは、昨年FIFA(国際サッカー連盟)から18歳以下の選手に関する登録違反があったとして、移籍市場における補強活動を禁止する処分を受けた。これにより、今夏アトレティコ・マドリーへ移籍したとしても約半年間はクラブでプレーすることはできない。そこで、来年の2018 FIFAワールドカップ ロシアに出場したいジエゴ・コスタは、1月まで他のクラブへレンタルで移籍する可能性もあることが伝えられている。
両チームが合意するまでの道はまだまだ遠いとされているが、プレシーズン前までの合意を目指しているようだ。また、移籍決定とならなくても、ジエゴ・コスタはチェルシーのプレシーズンには参加しないのではないかと報じている。
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