CL準決勝でレアルと激突…F・トーレス「準備万端。誰も恐れない」

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 フェルナンド・トーレスが、レアル・マドリーと対戦するチャンピオンズリーグ(CL)準決勝についてコメントした。27日付のスペイン紙『アス』が伝えている。

 21日に行われた組み合わせ抽選会の結果、クラブ史上初のCL制覇を狙うアトレティコ・マドリーは、大会史上初の連覇を目論むレアル・マドリーとの“マドリード・ダービー”を戦うことが決定。昨シーズン決勝の同一カードではPK戦で敗れて優勝を逃したため、アトレティコ・マドリーにとってはリベンジを果たす絶好の機会となる。

 27日、トーレスはサッカーを通して英語を学ぶ教育書の出版イベントに登場。5日後に迫る敵地サンティアゴ・ベルナベウでのファーストレグについて、「刺激的な一戦だ。僕たちは自分たちが何者であるかを分かっているし、誰も恐れない」と力強いメッセージを発信した。さらに「自分たちのことだけに集中したい。戦いは他のステージ同様に困難なものとなるだろう。謙虚かつ献身的に戦うべきなのは明らかだけど、僕たちはみんな戦う準備ができているんだ」と続けて、チームがすでに臨戦態勢に入っていると意気込みを語った。

 また、トーレスは両チームが受けるプレッシャーの大きさについて、「レアル・マドリーの方がいつも優位な立場にいるけれど、彼らはこうした状況に慣れているし、特別なプレッシャーなどないだろう。それに僕たちもここ数シーズンは決勝進出を目標にして戦っているから、ダービーだからといって普段以上に重圧を感じることもないはずだ」とコメント。普段どおり試合を迎えるとしたうえで、「僕たちは準備万端だし、意欲や野心も十分だ。昨シーズン以上に楽しみにしているよ」と、宿敵との大一番を心待ちにしていると語っている。

 アトレティコ・マドリーとレアル・マドリーのCL準決勝は、ファーストレグが5月2日、セカンドレグが同10日に行われる。

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