ジエゴ・コスタ、古巣への復帰を希望か…ロンドンでの生活に馴染めず

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 チェルシーに所属するスペイン代表FWジエゴ・コスタが、古巣であるアトレティコ・マドリーへの復帰を希望しているという。1日、スペイン紙『マルカ』が報じた。

 2014年夏にアトレティコ・マドリーからチェルシーに移籍したジエゴ・コスタ。プレミアリーグ移籍1年目で26試合出場20得点を記録し、チームのリーグ制覇に貢献した。チェルシーを指揮するジョゼ・モウリーニョ監督からも絶大な信頼を得ており、同選手はロッカールームでも大きな役割を担っている。同じく移籍1年目のスペイン代表MFセスク・ファブレガス、ブラジル代表DFフィリペ・ルイスとともにすんなりとチームへ適応した。

 チェルシーはジエゴ・コスタの獲得に3800万ユーロ(約52億円)の移籍金を費やした。その期待に応え、見事結果を残した同選手のパフォーマンスにクラブは満足している。ところが選手本人はアトレティコ・マドリー復帰を希望しているという。

 問題となっているのはロンドンでの生活だ。雨が多い気候、英語、食事。このようなロンドンの生活にジエゴ・コスタはなかなか馴染むことが出来なかったようだ。そのため、17歳に入団し、その後レンタル移籍を繰り返しながらも25歳でエースとして活躍した古巣に復帰したいという希望を持っている。

 もしアトレティコ・マドリーに復帰するとなれば、給与が下がることは確実だ。チェルシーでの年俸は約700万ユーロ(約9億5000万円)で、アトレティコ・マドリー時代の2倍だ。そのため古巣に戻るとなければ、給与を下げなければならないことは本人も自覚している。

 また、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督とも素晴らしい関係にあり、両者は今でも個別に連絡をとっていて、同監督はジエゴ・コスタの帰還を望んでいるという。

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