契約延長のサウール「このシャツを着てプレーするのは特別」

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 アトレティコ・マドリーは5日、U-21スペイン代表MFサウール・ニゲスとの契約を2020年まで1年間延長したことを発表した。

 前回の延長からわずか1年強で新契約を勝ち取るなど、クラブからの期待の大きさが感じ取れるサウールは、同日行われた会見でアトレティコ・マドリーへの深い愛着を表した。

「僕は12歳でこのクラブに入団して以来、あらゆる人から本当に良くしてもらってきた。そんな自分にとって、このユニフォームを着てプレーするのは、考えられる最も美しいことであり、特別な意味を持つ」

 ローン移籍によりプレーしたラージョ・バジェカーノでチームを牽引した昨シーズンの経験を経て、今シーズンは貴重な準レギュラーとしてアトレティコ・マドリーを支えているサウールは、今後の更なるキャリア向上に向けて意気込んだ。

「満足してはいるが、もっと上を目指したい。全試合に先発として出場するまでにいたっていない選手なら、誰でもそう言うはずだ。今シーズンは多くの試合に出場できたが、不動のレギュラーになるためにハードワークを続けて行きたい」

 サウールはその一方で、自身の成長を本気で考えてくれているディエゴ・シメオネ監督への心からの感謝の気持ちを述べている。

「僕に自信を付けてくれたシメオネ監督にはとりわけ感謝している。彼は僕に対して、昨シーズンは『ここではあまり出場機会を与えられないから、外で選手として成長してきて欲しい』と正直に考えを伝え、今シーズンはチームを助けられる存在になったとして重要な試合でも起用してくれている」

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