バルサに続いてレアル&アトレティコに1年間の補強禁止処分か

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 スペイン・ラジオ局『カデナ・セル』は28日、18歳未満の補強に関してのルール違反があったとして、レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーがFIFA(国際サッカー連盟)から2015年夏と2016年冬の2度における移籍市場で、活動禁止が言い渡される模様だと報じた。

 両チームに関しては、以前1月にスペイン紙『アス』が、FIFAから調査の対象となっていることを報道。レアル・マドリーは、ベネズエラ人、マヌエル・ゴドイとフェルナンド・マシアスの2選手と、日本人の中井卓大くんが対象に、アトレティコ・マドリーは下部組織所属のオバマ兄弟などが対象になっていると報じられていた。

『カデナ・セル』によると、FIFAはすでにスペインサッカー連盟に、この件を通達している模様。なお、レアル・マドリーは、活動禁止を見越して1月の移籍市場で、スペイン人MFマルコ・アセンシオ、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーア、ブラジル人MFルーカス・シウヴァ、同国代表DFダニーロを獲得していたとされている。

 同様のケースとして、バルセロナは2015年冬と夏の移籍市場の補強禁止と罰金を課されていた。さらに、18歳未満の選手も公式戦出場が禁止されていため、同クラブの下部組織に所属しているU-15日本代表FW久保建英くんは、退団が見込まれている。レアル・マドリーも同じ処分が課されると、中井くんにも影響する可能性もある。

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