シメオネ監督と同僚だったトーレス「選手のころと何も変わらない」

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 フェルナンド・トーレスが、UEFA(欧州サッカー連盟)公式サイト『UEFA.com』のインタビューに応じ、アトレティコ・マドリーへの強い思いを語った。

 トーレスは、「サッカーを始めたときから、このクラブのファンだったんだ。10歳で入団する幸運に恵まれ、(1995-96シーズンに)リーガとコパ・デル・レイの2冠を達成したのは最高だったね。関係性を言葉で説明することはできないよ。いつも我が家のようなクラブに戻ることを考えていたけれど、自然とここに帰って来ることができた」と語り、約7年ぶりの古巣復帰に改めて喜びを示した。

 現在チームを率いるディエゴ・シメオネ監督と、2003年から2005年までをチームメイトとして過ごしたトーレスは、「ピッチでプレーしていたころと変わらないよ」と話す。

「選手として、また監督としての彼のキャラクターがチームを動かしているんだ。チームは、自分たちの短所も長所も知っておかなければならない。課題を改善することでクオリティをさらに高められるからね。彼は選手、チームメイト、主将としてそうしてきたように、今は監督としてその姿勢を貫いている」

「確かに、僕らはレアル・マドリーやバルセロナほどの戦力はないけど、僕らは全員が限界までプレーするチームだ。シメオネ監督は、僕がトップチームで最初に出会ったころからそういう選手だったしね」

 アトレティコ・マドリーは14日、チャンピオンズリーグ準々決勝のファーストレグでレアル・マドリーと対戦する。「昨シーズはかなりいいところまでいったから、その分期待も大きいだろう。でも、僕らはノックアウト方式を得意とするチームだ。その強みをこの短期決戦に生かさないとね」と、難しい戦いの中でも勝利を手にしたいと意気込んだ。

 最後にトーレスは、「多くの試合に出て、たくさんのゴールを決めて、2度目のアトレティコを存分に楽しみたい。そして再び、2冠達成の喜びを味わいたいね」と目標を語っている。

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