31歳トーレスがバースデーゴール…アトレティコが4試合ぶりの白星

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 リーガ・エスパニョーラ第28節が21日に行われ、アトレティコ・マドリーとヘタフェが対戦した。

 17日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでは、レヴァークーゼンと延長戦を含め120分を戦い、PK戦の末に勝利をもぎ取った。しかし、同試合を終え、FWマリオ・マンジュキッチ、MFラウール・ガルシア、GKミゲル・アンヘル・モジャの3名が負傷により離脱。厳しいチーム状況でヘタフェ戦に臨む。

 しかし、そんなチームのピンチを救ったのは、今冬にクラブへの復帰を果たした“あの男”だった。3分、アトレティコ・マドリーが左サイドでFKを獲得すると、コケがクロスボールを供給。これに合わせたのはフェルナンド・トーレス。20日に31歳の誕生日を迎えた“エル・ニーニョ”が、自らの誕生日を祝うゴールを決めて、アトレティコ・マドリーが先制に成功する。トーレスにとっては、アトレティコ・マドリー復帰後、リーグ戦での初ゴールとなった。

 さらに9分、ペナルティエリア手前右でこぼれ球を拾ったコケがミドルシュート。これがポストに当たって跳ね返り、ヘタフェGKビセンテ・グアイタの足に当たってゴールに入りかけたが、なんとかグアイタがボールを収めた。

 その後もチャンスを作りながら、追加点が決まらないアトレティコ・マドリーだったが、前半終了間際にヘタフェを突き放す。44分、右サイドでFKを獲得。キッカーのコケが、鋭いボールを入れると、ラウール・ヒメネスがニアですらし、ファーサイドに飛び込んだチアゴ・メンデスが頭で合わせ、追加点を奪った。このまま2-0でアトレティコ・マドリーがリードし、前半を折り返す。

 追いすがるヘタフェは70分、右CKが一度クリアされると、クリアボールを拾ったセルヒオ・エスクデロがミドルシュート。しかし、モジャに代わって守護神を務めるアトレティコ・マドリーGKヤン・オブラクがこれを防ぎ、ヘタフェに得点を許さない。

 このまま試合は終了し、アトレティコ・マドリーが2-0でヘタフェを下した。アトレティコ・マドリーにとっては、第24節のアルメリア戦以来4試合ぶりの白星となった。

 4月4日に行われる次節、アトレティコ・マドリーは敵地でコルドバと対戦する。

【スコア】
アトレティコ・マドリー 2-0 ヘタフェ

【得点者】
1-0 3分 (アトレティコ・マドリー)
2-0 44分 (アトレティコ・マドリー)

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