レヴァークーゼン、昨季ファイナリストのアトレティコをホームで撃破

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 チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグが25日に行われ、レヴァークーゼンとアトレティコ・マドリーが対戦した。

 ホームのレヴァークーゼンは、グループリーグを2位で通過。直近のリーグ戦3試合は1分2敗と勝利から遠ざかっている。昨季ファイナリストのアトレティコ・マドリーは、ユヴェントスを抑えてグループリーグ首位通過。リーグ戦は現在3位、直近のアルメリア戦は3-0で勝利を収めている。

 序盤は互角の展開。レヴァークーゼンは7分にカウンターからチャンスをつかむと、ペナルティーエリア手前からラース・ベンダーがシュートを放った。逆にアトレティコ・マドリーは9分、味方のシュートに反応したアントワーヌ・グリーズマンがヘディングで合わせたが、ボールは枠を外れた。

 その後、互いに無得点のまま試合は進む。26分、レヴァークーゼンはエミル・スパヒッチが強烈なミドルシュートでアトレティコ・マドリーのゴールを脅かしたが、ボールはクロスバーを直撃した。

 アトレティコ・マドリーは38分にギリェルメ・シケイラに代わりヘスス・ガメス、42分にはサウール・ニゲスに代わりラウール・ガルシアがピッチに立つ。前半終了間際には、左CKからチャンスをつかみ、最後はチアゴ・メンデスが右足ボレーを放ったが、レヴァークーゼンのGKベルント・レノの好セーブに阻まれた。

 試合が動いたのは57分。レヴァークーゼンはカリム・ベララビがドリブルでペナルティーエリア内右に侵入。ヒールパスを受けたハカン・チャルハノールが右足で先制ゴールを奪った。

 リードを許したアトレティコ・マドリーは64分、アルダ・トゥランに代えてフェルナンド・トーレスをピッチに送り込む。75分にはCKからトーレスがゴールを決めたが、その前にボールがラインを割っていたため得点は認められなかった。

 アウェーゴールを目指していたアトレティコ・マドリーは、76分にチアゴが2枚目のイエローカードを受けて退場。残り時間を10人で戦う状況に陥り、最後まで得点を挙げることができなかった。

 結局、試合はこのままタイムアップ。チャルハノールのゴールによりレヴァークーゼンが1-0で勝利を収めた。セカンドレグは3月17日にアトレティコ・マドリーのホームで行われる。

【スコア】
レヴァークーゼン 1-0 アトレティコ・マドリー

【得点者】
1-0 57分 (レヴァークーゼン)

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