チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦でアトレティコ・マドリーと対戦するレヴァークーゼンのロジャー・シュミット監督が、現地25日にホーム行われるファーストレグの前日会見で試合に向けた抱負を述べた。
シュミット監督はまず、昨シーズンの同大会準優勝のアトレティコ・マドリーが有利なことを素直に認めながらも、番狂わせに期待を寄せた。
「昨シーズンのファイナリストと対戦する場合、その相手は不利な状況にあるというのが普通の見方だろう。我々はファーストレグでもセカンドレグでも素晴らしい試合をする必要があるが、それができれば次のラウンドに進出できると確信している」
攻撃的なフットボールが持ち味のレヴァークーゼンは、アトレティコ・マドリーの武器である厳しい守備からのカウンターの餌食になる恐れがある。だがシュミット監督は、十分に対策を練っていることを説明した。
「我々は毎週、異なる対戦相手を攻略するために、様々な課題に対応している。また、アトレティコがロングフィードを多用し、セカンドボールを狙ってくることも十分に承知している。CLのレベルはブンデスリーガよりもはるかに高いけれども、我々は彼らと十分に渡り合えるはずだ」
その一方でシュミット監督は、ヴォルフスブルクおよびバイエルンでプレーし、ブンデスリーガのチームを熟知するアトレティコ・マドリーのクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチを警戒した。
「マンジュキッチは本当に特別な選手だ。常にゴールを目指し、きっちりクロスに合わせてくる。しかし、我々はブンデスリーガで数多くの優れたストライカーと対戦してきたので、GKベルント・レノを筆頭に対処の仕方は心得ていると思っている」
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