チェルシーに所属するジエゴ・コスタが、イギリス誌『スポーツマガジン』の取材にこたえ、その様子が同誌公式HPに13日に掲載された。
ジエゴ・コスタは、相手選手を踏みつけたとして、FA(イングランドサッカー協会)から3試合の出場停止処分が科されていた。しかし、11日に行われたプレミアリーグ第25節のエヴァートン戦でその処分を全部消化しており、21日に行われる次節のバーンリー戦は出場可能となっている。
アトレティコ・マドリーに所属していた時に指導を受けていたディエゴ・シメオネ監督と、現在チェルシーを率いているジョゼ・モウリーニョ監督について、ジエゴ・コスタは「モウリーニョ監督とシメオネ監督はたくさんの面でそっくりだ。例えば試合への情熱とか、選手に要求するレベルの高さとかね。それでも、2人とも戦術に関してはそれぞれ違った考えがあるけれど」と、比較した。
自身の名前の由来は元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏にあると明かした同選手は、これまでの最大の挑戦は小さな田舎の村からポルトガルのブラガに出てきた時であると語ったが、当時のプレッシャーについて問われると「感じなかったよ。僕の決意はどんな孤独感でさえ抑えつけた。決意が僕を強くしてくれた。田舎での貧乏な生活から両親を救うというこの決意がなければ今の僕はいなかっただろう」と振り返った。
チェルシーでの新しい挑戦について問われると「チャンピオンズリーグかプレミアリーグのどちらかでも優勝したい。チャンピオンズリーグで優勝することができたら、それはきっと素晴らしい経験になると思っている」と答えた。
また、「スペインではレッドカードに罰せられるようなキックが、ここではどんどん飛んでくる」と、スペインとイングランドの違いに言及すると、「でも僕がボールにチャレンジするときは、いつだって強く、そして気高い。僕の記録をチェックしてもらえればわかると思うけど、相手選手を負傷させたことはないはずだ。たしかに僕はときどき、わざと大げさなリアクションをとって相手を苛つかせるプレーをしているよ。でもちょっと巻き戻して、相手選手が僕に何をしたかを見れば、また違う視点から見ることができるはずだ」と、自らのプレーと、相手にされている行為についても説明していた。
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