シメオネ監督「レアルの中で最も好きなのはカシージャス」

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アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、13日に行われるリーガ・エスパニョーラ第3節、レアル・マドリーとの“ダービー”に向けて、前日会見を行った。スペイン紙『マルカ』が同監督のコメントを伝えている。

 シメオネ監督は、現マンチェスター・Uのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアがレアル・マドリーにいない今、「(イケル)カシージャスがレアルの中で最も好きだ」とコメントし、周囲を驚かせた。そして、今シーズン、スーペル・コパで既に2試合を戦っているレアル・マドリーが相手だが、リーガでの対戦は「違う」と述べた。

「(スーペル・コパでの対戦とは)異なるものだ。開幕すれば、フィジカルも違ってくる。レアルで出場に疑問符がついているのは(アルバロ)アルベロア、もしくはセルヒオ・ラモスだけど、我々は強くてスピードがあるチームと対峙する。アノエタ(第2節、アウェーでのレアル・ソシエダ戦)での最初の30分のレアル・マドリーのパフォーマンスは素晴らしかった」

 どちらがスペインの首都のリーダーかと問われると、シメオネ監督は「リーガは私たちで、ヨーロッパではレアル・マドリーだ」と答え、リーガの優勝候補について聞かれると、以下のように応じた。

「もちろん1つのチームだけではない。(リーグ戦は)38節もあって、普通だったらレアルかバルサが勝つが、1試合だけならば違う。だか我々にも可能性を大きくする余地はある」

 また、アトレティコ・マドリーのプレーは暴力的だという意見についてはこう応じている。

「私は自然なものに見える。それについて口論し、論争はできるが、それはサッカーのプレーだ。コンタクトはあるのだし、強度の高いプレーに価値を与えるために審判がいる。私たちは暴力的ではないが、ハードワークやプレーの強度が高いチームだ。これらは昨シーズンの我々の武器でもあった」

 レアル・マドリーが相手ということで、モチベーションが上がるかという質問には「私たちはキャラクター、そしてヒエラルキーを通してライバルチームを見ている。以前の対戦結果は関係ない。レアル・マドリーは偉大な監督、偉大な選手たちがいる」と答えている。

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