アトレティコ、今夏獲得したオブラクの買い戻しをベンフィカに提案

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 アトレティコ・マドリーは、今夏に獲得したスロベニア代表GKヤン・オブラクの買い戻しを古巣のベンフィカに提案していた。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 同紙によれば、ベンフィカのルイス・・ヴィエイラ会長が、クラブ公式のテレビ番組で以下のように説明した。

 ヴィエイラ会長は、今夏にバレンシアへ移籍したU-21ポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスとU-21スペイン代表FWロドリゴ・モレノ・マチャドに言及。「アンドレ・ゴメスとロドリゴは、12月に売却していた」と、冬の時点で移籍が決まっていたことを示唆し、「オブラクのように、(ラザル)マルコヴィッチが今夏にクラブを去りたいと言い出すことは1度も考えていなかったが、違約金が支払われたから、彼らは移籍した」と、リヴァプールへ移籍したセルビア代表FWマルコヴィッチについても語った。

 そして、「オブラクの逃亡も驚きだったが、人生は多くの予期せぬことが起こる。彼ら(アトレティコ・マドリー)は私たちに、新たな選手としてオブラクの買い取りのオファーをしてきたんだ。私たちは『彼はいらない』と言った。2回も逃亡するなんてね」と、オブラクの買い戻しを提案されたことを明かした。オブラクは今年7月、ベンフィカからアトレティコ・マドリーへ移籍。移籍金は1600万ユーロ(約21億円)で、6年契約を結んでいる。

 また、レンタル移籍で加入していたベンフィカから、オブラクと同じくアトレティコ・マドリーに移籍したブラジル人DFギリェルメ・シケイラについても、同会長はコメント。「彼との間では、全てが合意に向かっていた。だが、サラリーの問題があり、支払い可能な額ではなかった。ベンフィカには容認できないサラリーがある」と、金銭面で折り合いがつかなかったことを明かした。

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