セレソ会長:「7年半待ちわびた日が訪れた」

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アトレティコ・マドリーのエンリケ・セレソ会長は、FWフェルナンド・トーレスがクラブを去ったその日から、帰還することをずっと信じていたようだ。

F・トーレスは、この冬ミランから2016年までのレンタル移籍という形でアトレティコに加入。2007年夏に同クラブからリヴァプールに移籍したF・トーレスにとって、およそ7年半ぶりの古巣復帰となった。

4日にF・トーレスを連れて入団会見の場に姿を現したセレソ会長は、今回の移籍決定に喜びを示した。スペイン『アス』などが、コメントを伝えている。

「今日は日常の一日ではない。7年半が過ぎ、フェルナンド・トーレスが家に戻ってきた。彼はその間にリヴァプールとチェルシー、またスペイン代表で多くのタイトルを獲得した」

セレソ会長は、F・トーレスに向けて次のような言葉を送った。

「君が去った2007年7月4日以降、すべてのアトレティコファンがこの日を待ちわびていた。君はアトレティコの象徴だ。このクラブには多くの偉大な選手が在籍し、我々の色を自分のものとしてくれた。君と同じようにね。フェルナンドの歴史はほかの誰とも違う。君のクラブに対する愛と従事は、ガビやコケ、マリオ(・スアレス)らにとって、忠実の模範となった」

「君は我々が獲得したタイトルをすべて手にしている。このチームは成長し、リーガエスパニョーラ制覇やチャンピオンズリーグ決勝進出を同じシーズンに果たした。我々は成長を続けたい。そこに君がいてくれるのをうれしく思う。君の最大の決意と、チームができる限り高いレベルに君といられるように期待している。7年半前に別れを言ったが、それはサヨナラではなかった。また会おう、だったね。ようこそ」

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