ハットトリックで逆転勝利に貢献したグリーズマン「シメオネ監督の檄が最高だった」

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アトレティコ・マドリーは現地20日、アウェーでA・ビルバオに4‐1で逆転勝利し、リーガ・エスパニョーラ第16節の注目の一番を制すると共に2014年を白星で締めくくった。

この試合、17分にA・ビルバオに先制されたものの、後半に入り反撃をスタートしたアトレティコ・マドリーは、早々と46分にFWグリーズマンのゴールで同点に追い付くと、直後の53分にMFラウール・ガルシアのPKで逆転に成功。さらに73分および81分にグリーズマンが相次ぎ追加点を挙げ、終わってみれば3点差で勝利を収めた。

試合後、この一戦を中継した『Canal Plus』とのインタビューに応じたグリーズマンは、逆転勝利の鍵としてディエゴ・シメオネ監督のハーフタイムの檄を挙げた。

「僕達は前半、あまり良いプレーができなかった。だが、シメオネ監督がハーフタイムにチームが必要とする言葉を掛けてくれたことで、後半に入ってパフォーマンスが大きく上がった。監督は『試合を満喫するんだ。全てを出し切って、良い形で2014年を締めくくるぞ』とチームを鼓舞してくれた。あの檄が最高だったね」

一方、「どのゴールが一番良かったか?」と聞かれ、「3ゴールとも良かったよ」と答えたグリーズマンは、移籍後初となるハットトリックを素直に喜んだ。

「自分にとっては、アトレティコ・マドリーに加入して以来、最高の試合となった。今後もハードワークを続け、今日のようなプレーもしくはそれ以上のパフォーマンスが常に発揮できればいいね」

昨シーズンまでR・ソシエダでプレーしたグリーズマンだが、その地元ライバルであるA・ビルバオとの一戦を前にしても特別な意識はなかったことを説明した。

「全ての試合が僕にとってはモチベーションとなる。監督から出場機会を与えられた時に最高の力を発揮するというのが、僕が目指していることだからね」

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