コパ4回戦、アトレティコがレアル・マドリー待ち受けるベスト16へ

この記事は約3分で読めます。

18日のコパ・デル・レイ4回戦セカンドレグ、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンでのオスピタレ戦を2-2で引き分け、合計スコア5-2でレアル・マドリーが待ち受ける5回戦進出を果たした。

シメオネ監督はリーガ次節アスレティック・ビルバオ戦で出場停止のコケ&マンジュキッチ、負傷で離脱していたミランダの穴を埋めたホセ・ヒメネス以外のスタメンを、普段控えの選手たちによって構成。GKにオブラクを据え、DFにガメス、J・ヒメネス、ルーカス、、MFにコケ、、サウール、セボジャ・ロドリゲス、FWにマンジュキッチ、ヒメネスを起用した。

オスピタレの意地の攻勢を受ける場面もあるなど、全体的にパフォーマンスの冴えないアトレティコだったが、要所要所で効率の良いプレーを披露。そして19分、マリオ・スアレスのミドルがオスピタレDFに当たり、跳ね返ったボールをマンジュキッチが押し込んで先制に成功した。

1点のリードのまま試合を折り返したアトレティコだが、強靭なプレッシングを仕掛けるオスピタレを前にサウールらが攻撃を構築できず。すると67分、アルカラスの放ったミドルがサウールに当たり、オブラクの守るゴールに吸い込まれて同点に追いつかれた。

アトレティコは74分、コケの折り返しからマンジュキッチがダイビングヘッドで公式戦14得点目を記録する。だが、その10分後に再びアルカラスにミドルを打たれると、これがクロスバーに当たって枠内に収まり、またも同点。シメオネ監督はその後にコケ、マンジュキッチとの交代でケイタ、カルロス・ラモスと2人のカンテラーノを投入するも、結局2部B(実質3部)のチームと引き分けている。

なお、カルデロンでの2014年最後の試合を終えたアトレティコだが、同スタジアムでの今年の通算成績は20勝7分け2敗56得点16失点となった。内訳はリーガ12勝5分け1敗、コパ2勝0分け1敗、チャンピオンズリーグ5勝1分け0敗、スペイン・スーパーカップ1勝で、2敗は昨季のコパ準決勝マドリー戦、リーガ前節ビジャレアル戦で喫したものだった。

そのほか、アスレティック・ビルバオは本拠地サン・マメスでのアルコジャーノ戦をビゲラの得点によって1-0で制し、合計スコア2-1で4回戦突破。マラガは本拠地ラ・ロサレダでのデポルティボ戦で4-1の快勝を収め、合計スコア5-1とこちらも5回戦進出を果たした。一方、ファーストレグがスコアレスドローという結果だったエルチェ対バジャドリーは、1-0で勝利したエルチェが勝ち上がっている。

1月に開催されるコパ5回戦の組み合わせは以下の通り。

マラガ対レバンテ
セルタ対アスレティック・ビルバオ
アトレティコ・マドリー対レアル・マドリー
ビジャレアル対レアル・ソシエダ
バレンシア対エスパニョール
グラナダ対セビージャ
バルセロナ対エルチェ
アルメリア対ヘタフェ

コメント