アルゼンチン代表のヘラルド・マルティーノ監督は、今年のFIFAバロンドールとFIFA最優秀監督賞を同胞が受賞することを期待しているようだ。
2014年のバロンドール最終候補は、バイエルン・ミュンヘンGKマヌエル・ノイアー、レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウド、バルセロナFWリオネル・メッシの3名になった。一方、FIFA年間最優秀監督賞の最終候補にはレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督、ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が選ばれている。
前バルセロナ指揮官は、アルゼンチン代表監督としての投票を同国出身の2人にささげたと明かしている。
「バロンドールはメッシに投票した。我々監督は(質問の)標的になるグループではない。メッシが候補にいるのであれば、私は彼の受賞を願う」
「今の時点では、シメオネがアンチェロッティやレーブより優れていると思う。なぜなら、シメオネの目標追求はより興味深いものだからだ」
ブラジル・ワールドカップ後、アレハンドロ・サベジャ前監督の後任に指名されたマルティーノ監督。しかし、同監督はサッカー連盟がアトレティコで功績を残したシメオネ監督の就任を望んでいたと認めている。
「サベジャが退任した際に、シメオネは代表を率いる候補の中で優位なところにいた。だが、彼は自分が就任する時期ではないと判断した。そして、私に機会が訪れたんだ」
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