アトレティコ先勝、レアル・マドリー待ち受ける次戦進出をほぼ確実に

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アトレティコ・マドリーは3日にコパ・デル・レイ4回戦ファーストレグ、アウェーでオスピタレ(リーガ2部B所属)戦に臨み、3-0で先勝した。

前日に「指揮官に『俺はここにいる』と言う良い機会になる」と話したシメオネ監督は、、フアンフラン、、チアゴ、マンジュキッチを招集外に。中盤にこそガビ、、サウールと主力級を並べたが、GKにオブラク、最終ラインにヘスス・ガメス、ホセ・ヒメネス、ルーカス、シケイ ラ、前線にチェルチ、、セボジャ・ロドリゲスと、ベンチスタートを常とする選手たちを多数起用してこの一戦に臨んだ。

序盤に主導権を握ったアトレティコは、チェルチの突破を起点としてオスピタレゴールに迫る。19分にはイタリア代表MFの折り返しからR・ヒメネスがヘディングシュートを放つも、これはクロスバーに直撃。また40分にはペナルティーエリア手前のチェルチが内に切れ込み左足を振り抜くが、ボールは枠の左へと外れた。アトレティコは次第にインテンシティーを高めていったオスピタレの攻撃も受けながら、スコアレスのまま前半を終える。

シメオネ監督はハーフタイムにサウールとの交代でグリーズマンを投入し、4-3-3からフランス代表FW&R・ヒメネスをトップに据える4-4-2にシステムを変更。グリーズマンのボール保持とドリブル突破によって再度オスピタレを押し込むようになると、67分に同選手が先制点を記録する。ペナルティーエリア内に勢いよく侵入した背番号7は、・ガメスの折り返しからヘディングシュートを突き刺した。

終盤にはアトレティコの強靭なフィジカルが強調され、疲労の見えるオスピタレをさらに圧倒する。そして80分、チェルチがアグスに倒されてPKを獲得し、キャプテンのガビが枠の左にシュートを決めて加点。また92分にはC・ロドリゲスがペナルティーエリア手前から左足を一閃し、勢いのついたボールが枠内に収まった。アトレティコは3点リードを維持したまま試合を終え、レアル・マ ドリーが待ち受ける5回戦進出をほぼ確実としている。

またホームを舞台に、サバデル(2部)と同ラウンドのセカンドレグを戦ったセビージャは5-1の大勝を飾り、合計スコア11-2で次戦進出を決めた。

22分にコジャンテスのPKで先制を許したセビージャだったが、35分にデニスのパスからガメイロが同点弾を記録。後半にはイアゴ・アスパスが59~62分の間にハットトリックを達成し、81分にデウロフェウがゴールラッシュを締めている。セビージャは5回戦で、同チームと同じアンダルシア勢同士の試合となったグラナダ対コルドバの勝者と対戦。なおサバデルの田邊草民は今回の一戦で、トップ下の位置でフル出場を果たしている。

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