シメオネ、ファンの衝突は「サッカーではなく社会の問題」

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アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、死亡者も出た同チームとデポルティボの両ウルトラスの衝突について、自身の見解を述べている。スペイン『マルカ』と『アス』が伝えた。

死亡したフランシスコ・ロメロ・タボアダさんが、重体という状態のときに開催されたリーガ第13節アトレティコ対デポル(2-0)。試合直後に会見場に姿を現したシメオネ監督は、質問に応じる前に次のようにコメントしている。

「現在、自分たちの過ごしている状況に痛みを感じている。実際にどのようなことが起こったのか、我々はまだ理解できていない。しかし深い悲しみを感じているよ。この事件はサッカーとは関係なく、我々からは非難をさせてもらう。二度と起こらないことを願っているよ」

また試合を延期とする必要性があったかを問われると、このように返答した。

「誠実に言わせてもらうが、私はそのことを知らなかった。人々が話していたことが耳に入ってはきたが、明確には理解していなかったんだ。私は試合に集中していたし、この一戦だけにプライオリティーを置いていた」

「この問題はサッカーのものではない。彼らはユニフォームも身に付ける一チームのファンだが、問題は社会のものなんだよ。今回の事件については、然るべき人間が決定を下すだろう」

試合内容についても、少しだけ触れている。

「良いパフォーマンスではなかったが、試合を解決することができた。デポルはインテリジェンスある試合を演じたし、我々は苦労を強いられた。チームは普段のような流動性を欠いていたね」

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