セレソ会長、ファンの衝突は「両クラブとサッカーに関係ない」

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アトレティコ・マドリーのエンリケ・セレソ会長が、30日のリーガエスパニョーラ第13節アトレティコ対デポルティボを前に両チームのウルトラスが衝突したことについてコメントした。スペイン『マルカ』が伝えている。

セレソ会長は試合終了の直後にデポルのティノ・フェルナンデス会長、スペインプロリーグ機構(LFP)の代表者マヌエル・キンタナール氏とともに緊急会見に出席。死亡者も出たこの事件について、次のように話している。

「数時間前、ここから500メートル離れた場所で起こった事件を非難させてもらう。それはサッカーと関係のないことだ。事件を起こしたのは過激派のグループであり、我々と関連付ける必要はない。平和と和合は、すべてのチームの間に存在しなくてはならない」

「我々はずっと前からこう言い続けてきた。サッカーの試合は家族が楽しむために訪れるものであり、このような事件のためではないとね。現在のところ、我々がこの事件について何かができるわけではない。詳細を理解できてはいないし、捜査の邪魔をしてはならないからね。サッカーはサッカーであり、スタジアムから離れた場所で起こったことと関連付ける必要はない。サッカーの試合から離れた事件のことはね」

「デポルティボ、アトレティコのどちらも、この事件と関係がないことを強調させてもらう。今回の事件は、サッカーの試合を妨害しただけなんだ」

キンタナール氏も、セレソ会長と同意見のようだ。

「会長の言葉に同意させてもらうよ。今回のことをサッカーと並べて見る必要はない。LFPは明日に反暴力委員会の会議に参加することになる」

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