アトレティコ、サウール&A・トゥラン弾でデポルを下す

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30日のリーガエスパニョーラ第13節、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンでのデポルティボ戦を2-0で制した。

客入りが良いことで知られるカルデロンでの正午開催試合(この日は4万5000人が観戦)。シメオネ監督は出場停止のガビの代わりにサウールをチアゴとともにボランチに据え、両サイドにコケ&、2トップにグリーズマン&マンジュキッチを配置する4-4-2でこの一戦に臨んだ。

アトレティコは序盤に猛攻を仕掛け、8分にはコケのクロスから、マンジュキッチが右ポストに直撃するヘディングシュートを放った。しかし、その決定機の後には5バックを敷いたデポルの守備を崩し切れなくなり、アルダ・トゥランが個人技から一人気を吐く状況が続いた。

アトレティコが停滞状況を打破した術は、やはりセットプレーだった。43分、コケがサイドからのFKをマンジュキッチが後方に送り、サウールが頭で押し込み先制。さらに55分にはコケのCKのこぼれ球から、ペナルティーエリア手前のA・トゥランがボレーシュートを突き刺してリードを広げた。

シメオネ監督はその後、マンジュキッチ、サウール、グリーズマンとの交代でラウール・ヒメネス、セボジャ・ロドリゲス、チェルチを投入。追加点こそ決められなかったものの、デポルの自由も許すことなく2点リードを守り切っている。

カルデロンで公式戦21試合(この試合で8連勝)、リーガ27試合で無敗を貫いたアトレティコは、勝ち点を29として暫定で2位に浮上。5試合勝ち星なしのデポルは降格圏18位に位置している。

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