オリンピアコスは、26日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)第5節、敵地でアトレティコ・マドリーと対戦する。ミチェル監督は、手強い相手との対戦だと気を引き締めている。
オリンピアコスは首位アトレティコに勝ち点3差、2位ユヴェントスと同勝ち点で3位に位置している。4位マルメもオリンピアコスに勝ち点3差としてグループ突破の可能性を残しており、グループAは混戦模様となっている。
第1節でアトレティコをホームに迎えたオリンピアコスは、昨季のファイナリスト相手に3-2と勝利を収めた。しかしながら、ミチェル監督はスペイン『ラジオ・マルカ』で簡単な試合ではなかったと振り返っている。
「アトレティコが苦しむ以上に、彼らは対戦相手を苦しめている。あの試合で我々の調子は非常に良く、チャンスをうまく生かせた。だが、我々はアウェーの試合で苦しんでいる。それはどのチームも同じだけれどね。CLにおいては、ダビデがゴリアテに勝つこともあるんだ(弱小な者が強大な者を打ち負かす比喩)」
アトレティコの強みであるセットプレーに関しては、自分たちも練習に励みゴールチャンスとしていると明かした。また、22歳の若さでアトレティコをけん引するMFコケには賛辞を送っている。
「我々もセットプレーから何点か奪っている。その方法は週ごとに異なるがね。それは日々の仕事によるものだ。我々は調査することを好む。アトレティコからも欠点を抜き出しているよ。相手も我々から何かを抜き出しているだろう。我々のCLでの得点の50%はセットプレーからだ。今日のサッカーでは非常に重要なんだ」
「コケがいたら、ゴールを奪う仕事のうち70%は終わっていることになる。彼は打つ方向を見なくても、思い通りの場所にシュートを打てる。私がアトレティコの監督になる機会に恵まれたら、彼を逃さないようにしたいね。本当に驚くべき選手だ」
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